黒川元検事長の賭博問題って金額なの?行為なの?時期なの?

東京高検の黒川弘務元検事長らについて、市民団体が常習賭博の疑いなどで東京地検特捜部に告発状を提出したというニュースがありました。

そもそもこの賭博問題って何が問題になっているのでしょうか?
安倍首相を守ってくれる検事だから?
定年延長を巡って話題になった人だから?

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賭博って!?

賭博とは、賭事(とじ)と博戯(ばくぎ)の二つを合わせた言葉からできています。

賭事と博戯の違いは、賭ける側の人間が、賭ける対象となる勝負事の結果に当事者として関与できるか否かである。

賭事(とじ) – 勝負事の結果に参加者が関与できないもの
博戯 (ばくぎ)- 勝負事の結果に参加者が関与できるもの

例えば「宝くじ」や「年末ジャンボ宝くじ」などは購入者が結果を予測することも出来なく、結果にも関与できないため賭事

「賭け麻雀」「賭けゴルフ」「賭けポーカー」などは博戯とされています。

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身内だけでお金をかけて麻雀をやっても問題になるの?

日本おいては少額でも金銭をかけて麻雀を行なっている場合には、違法になります。
なので、身内だけでやる場合は金銭をかけるのではなく、ご飯をごちそうするとか、お酒をごちそうするなどと言う形をとるといいのではと思います。

 

賭博罪って!?

賭博の罪は、賭博をした人に適用される賭博罪だけでなく、賭博場を開いて利益を得ようとした人にも適用される賭博場開帳等図利罪があり、海外ではむしろ賭博自体は自由で、賭博場だけを制限しているケースも多いようです。

参照「刑法第186条第2項:賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。」

とっ!ここで気になることが出てきますよね?

雀荘は違法なの?

さて、町中に溢れかえっている雀荘や、その客についてですが、判例の考え方によれば、金銭を賭けている限り、金額の多い少ないにかかわらず違法であり、雀荘は賭博場開帳等図利罪、客は賭博罪に該当すると言えます。

(ちなみに、高額賞金を取り合う麻雀大会は、賞金の原資を参加者ではなくスポンサーが出している場合には、賭博罪には該当しません。)

ですが、緩いレートを用いている雀荘については、基本的には、捜査機関の判断で事実上不問とする状態となっているんですね。

これはこれで不問とされているのも不思議と感じてしまいますよね。

たまに雀荘がニュースなどで摘発されたとみかけますが、これは高額なレートで麻雀をしているお店で、少なくとも、1000点200円以上のレート(1時間で3万円程度は優に動くレート)で麻雀をする店は摘発されると言われています。

街では簡単には見かけない1000点200円以上の高レートの店等の特別なケースのみで、平均的な雀荘で客までが逮捕される可能性は少なそうです。

黒川元検事長の賭博麻雀の罪って!?

賭博罪はそもそも最大で50万円以下の罰金しか科されない罪です。
ということは黒川元検事長は50万円以下の罰金で済むという事なのですが、

緊急事態宣言中に、検察の定年退職延期問題の渦中、公務に携わっているものが密とされる場で、しかも金銭を賭け麻雀を行っていたとなれば問題はさらに大きくなりすよね。

ちょっと脇が甘かったですよね。

一応、賭博罪には、常習賭博罪という加重された罪もあり、「常習性」は、賭博行為の性質、種類、賭け金額等を総合考慮して、賭博の習癖を帯びているかどうかを判断するとされています。

黒川元検事長は常習性もあったのではと言われていますので、どのような形になるのか気になるところですね。

ちなみに

昭和24年2月10日最高裁判決、賭博罪で起訴されたある某漫画家は、逮捕された店に週2で通っていても、常習賭博罪は適用されませんでした

今回の黒川元検事の場合は雀荘で通常のレートで麻雀をしていれば、まだ、ここまでの問題にはなっていなかった可能性がありますね。

ですが、コロナ禍に検事の定年延長問題、そして、解決しないうちに高額レートでの賭博麻雀に常習性まで問われていますから、コロナの感染で大変な状態を強いられている国民としては流せない問題になってしまいますよね。